竹の伐採は、切ったあとにまた生えてくる前提で進めるのがポイントです。 森林総合研究所の資料では、毎年1回の刈り払いを続けても、伐採から6年後まで再生竹の発生が続いた、と記載されています。
北九州市には、放置竹林の対策として、搬出した竹材1kgあたり10円を助成する事業があります。ただし伐採費用そのものへの補助ではなく、竹林や竹材の条件があります。
このページでは、竹の性質、よくある誤解、時期、越境した竹、市の助成を順に説明します。通常の庭木は北九州市の伐採をご覧ください。
竹は、切っても再び生えてきます
竹は、地上部を切っても地下部が生き残り、翌年また生えてきます。 森林総合研究所の資料によると、毎年1回の刈り払いを続けても、伐採から6年後まで再生竹の発生が続きました。
林野庁の解説では、竹の地下茎は1年に5m伸びた記録があります。切ったあとの見回りが欠かせない理由です。
| 刈り払いの条件 | 資料の記載 |
|---|---|
| 年に1回、続ける | 6年後でも、再生竹の発生が続いた |
| 皆伐・広葉樹の植栽後に年2回、7年続ける | ほとんどの現場で、ほぼ竹を駆除できた(愛媛県松山市の調査) |
| 刈り払いを省略する | 13年後に、竹の占有率が50%まで戻った事例があった |
いずれも、竹を伐採したあとに広葉樹を植えた森林での調査です。庭の竹にそのまま当てはまるわけではありません。
「1mの高さで切る」「塩をまく」は効くのか
家庭でよく聞く2つの方法について、同じ資料の記載をまとめます。
| 方法 | 資料の記載 |
|---|---|
| 1mの高さで切る(高切り) | 高切りでも地際切りでも切株は枯れたが、周囲から再生竹が発生した。高切りには、膝をつかずに切れる利点がある |
| 食塩や石灰をまく | 竹には変化が見られず、食塩を散布した竹林では、下層の植物がほとんどなくなった |
資料の記載では、どちらも、それだけで竹をなくす方法にはなりません。
竹の伐採に適した時期は、目的で変わります
林野庁の解説では、竹の伐採の適期は、生長が止まる晩秋から初冬です。 ただしこれは、竹材として使う場合の話です。駆除や整備のための伐採の適期は、記載がありません。
竹林を整備したい場合の時期は、現地を確認して、ご相談のうえで決めます。
北九州市の放置竹林の助成:搬出した竹材1kgあたり10円
北九州市は、放置竹林から竹を伐採して搬出した人に、竹材1kgあたり10円を助成する事業(放置竹林解消モデル事業)を行っています。 助成の単位は、搬出した竹材の重さです。伐採費用への補助ではありません。
条件は、次のとおりです。
主な条件(北九州市の案内より)
- 搬出する人:市内の個人、市内に事業所のある企業、自治会、任意団体など
- 対象の竹林:市内の放置竹林で、密度が1haあたり概ね2,500本以上、一団の面積が概ね100㎡以上。搬出について、ほかの公的助成を受けていないこと
- 対象の竹材:長さ概ね2.0m、枝葉や汚れを除いた青竹で、末口径5cm以上
- 手順:申込、事前登録、伐採、事前連絡、搬出、計量、助成金の振込
- 窓口:北九州市森林組合(小倉南区)093-962-6078(平日9時〜16時)
受け入れは、その年度の予定量の範囲内で、予定量に達すると終了します。受付期間は市のページに終了日の記載がありませんでした。対象になるかの最終判断と最新の状況は、窓口の森林組合でご確認ください。
この助成は、伐採の作業費を補うものではありません。
隣の敷地から竹が伸びてきたとき
越境した竹の枝は、原則として、竹の所有者に切除してもらいます。 令和5年4月1日施行の民法の改正(233条)により、次のときは、越境された土地の所有者が自分で枝を切り取れます。
- 切除するよう催告したが、相当の期間内に切除されないとき
- 所有者が分からない、または所在が分からないとき
- 急迫の事情があるとき
「相当の期間」は、基本的に2週間程度と考えられています。枝が越境してきたというだけで、すぐ切ってよいわけではありません。 根が境界を越えてきたときは、土地の所有者が自分で切り取れます。
切ってよいかの判断は、弁護士など専門家へご相談ください。竹の伐採そのものは、当社にご相談いただけます。
竹の伐採の相場(他社の表示価格)
ここに載せるのは、当社の料金ではありません。 当社の竹の料金は決めておらず、現地または写真で確認してお見積りします。参考として、ミツモアの北九州市小倉南区の竹林伐採の表示価格です(2026年10月28日時点)。
| 広さ | 表示価格 |
|---|---|
| 50㎡ | 21,300〜29,700円 |
| 100㎡ | 36,000〜48,000円 |
| 150㎡ | 56,000〜80,000円 |
| 200㎡ | 66,000〜72,000円 |
竹林は、広さ・竹の密度・斜面か平地か・搬出のしやすさで、作業の量が変わります。おおよその広さ(㎡)と場所の写真を、お電話またはフォームでお知らせください。
作業の流れ
- お問い合わせ — お電話またはフォームから。竹林のおおよその広さが分かると見当がつきます
- 現地または写真で確認 — 竹の生え方、斜面か平地か、搬出の道を見ます
- お見積り — 作業の内容と総額をお伝えします
- 日程調整 — 状況に合わせて決めます
- 作業
- 作業後の報告 — ご希望があれば写真でご報告します
見積りに含める作業の範囲(切った竹の扱いを含む)は、現地で確認して明記します。
よくあるご質問
竹の伐採の相場はいくらですか?
当社の竹の料金は決めておらず、現地または写真でお見積りします。 参考に、ミツモアに掲載されている小倉南区の竹林伐採の表示価格は、50㎡で21,300〜29,700円、100㎡で36,000〜48,000円でした(2026年10月28日時点)。当社の料金ではありません。
北九州市に、放置竹林の助成はありますか?
あります。ただし、条件があります。 搬出した竹材1kgあたり10円の助成で、伐採費用そのものへの補助ではありません。対象の竹林や竹材の条件、年度の受け入れ上限があります。対象になるかは、窓口の北九州市森林組合(093-962-6078)でご確認ください。
竹は、切ってもまた生えてきますか?
はい。 森林総合研究所の資料では、竹は地上部を切っても地下部が生き残り、翌年また再生竹が生えます。毎年1回の刈り払いを続けても、6年後まで発生が続きました。
竹の伐採に最適な時期はいつですか?
林野庁の解説では、竹材として使う場合の適期は晩秋から初冬です。 駆除や整備のための適期は、記載がありません。現地を確認して、ご相談のうえで決めます。
隣の竹林から竹が越境してきたら、どうすればよいですか?
枝は、原則として、竹の所有者に切除してもらいます。 催告して相当の期間内に切られないとき、所有者が分からないとき、急迫の事情があるときは、自分で切り取れます。根は、自分で切り取れます。
判断が難しいときは、弁護士など専門家にご相談ください。
まずはご相談ください
ギガ・ファーム株式会社(代表 福島 一徳)
〒811-3434 福岡県宗像市村山田1441-6/年中無休 8:00〜20:00